2017/11/30

今日は「たばこと肺がんの関係」について
紹介するで。
たばこと肺がんの関係について、国内の研究
チームが、たばこを吸うことで遺伝子の「突
然変異」が肺で大量に起こり、肺がんになり
やすくなることを明らかにしたんや。
ほなそろそろ見ていこか。
「遺伝子の突然変異」
ヒトの遺伝子は、たばこや紫外線などの影響
で「突然変異」することがあり、こうした
「変異」が蓄積されて増えると、正常な細胞
が、がんになると考えられているんや。
今回、国立がん研究センターなどが、喫煙者
と喫煙しない人、喫煙歴が分からない人合わ
せて訳5200人について、がんに関連した遺伝
子の「突然変異」があるかどうかを調べたと
ころ、たばこを吸う人は吸わない人に比べ、
明らかに「突然変異」の数が多かったという
んや。
喫煙はがんの原因に
特に、たばこを吸うと肺で遺伝子の突然変異
が大量に起こることが分かり、1年間、毎日1箱
のたばこを吸う場合には、肺で遺伝子が「突然
変異」する数は平均150個と推計されたんや。
つまり、たばこをの成分が肺で大量の遺伝子の
異変を引き起こし、肺がんになりやすいことが
実証された形なんや。
肺がんの次に遺伝子の変異が多く見られたのは
気管につながる「喉頭」で97個、食堂につなが
る「咽頭」では39個で、喫煙者がこれらのがん
にもなりやすいことも裏付けられたんや。
「禁煙の重要性」
また、遺伝子の変異には様々な種類があるんや
が肺がんや喉頭がんに関連する遺伝子の「変異」
は、たばこの成分が直接引き起こす一方、ぼう
こうがん食道がんなどに関連する遺伝子の「変
異」もタバコの成分が間接的に「変異」を誘発
していることも分かったんや。
がん研究センターは、今回の研究で肺がんを始
めいろいろながんを予防するために「禁煙の重
要性が強調された」と説明しているんや。
たばこ白書
厚生労働省は、15年ぶりにいわゆる「たばこ白
書」を取りまとめたんや。喫煙が複数の疾患と
「確実」に因果関係があると初めて明記したん
や。
「たばこ白書」は、喫煙と健康に関する総括的
な報告書で、厚生労働省はこのほど15年ぶりに
取りまとめたんや。
この中で、喫煙が肺や食道などのがんや、脳卒
中等の複数の疾患と「確実」に因果関係がある
と初めて明記したんや。そして、禁煙の場所が
広いほど、関連疾患のリスクが減ると記してい
るんや。
また、受動喫煙が原因による死者は年間1万50
00人を超えると推計され、肺がんの死亡リスク
も28%上がるとしているんや。
その一方で、受動喫煙を防止する日本の対策は
世界最低レベルで、厚労省は、2020年の東京オ
リンピック・パラリンピックに向けて対策を強
化したい考えなんや。
いや~。たばこの害が証明されてしもたか。
自分も喫煙者だけに耳が痛いな。
迷惑かけてるわけじゃないとか思ってたけど、受
動喫煙の影響も明らかになってしもうたからな~。
もうそろそろ止め時かな。
最後まで読んでくれてオオキニや!
ほなまたね。