2017/11/30
アフガニスタンの首都カブールで22日、武装集団が国会を襲撃し、
治安部隊と銃撃戦になったんや。
カブール警察によると市民2人が死亡、28人が負傷したんや。
国会では新たな国防相の承認のため議員が集まっていたんやが、
安全な場所に避難していて無事だったんや。
武装集団は約2時間後、治安部隊により6人全員が射殺されたというんや。
旧支配勢力タリバンが犯行声明を出したんや。
アフガニスタンでは昨年末に米軍主体の駐留外国軍が戦闘任務を終え、
アフガン軍や警察が治安の全権を担っているが、国会という
国家機能の中枢が襲撃されたことで、治安能力に疑問符がついた形なんや。
アフガン政府はタリバンとの和平を目指し接触を続けているんやが、
今回のテロにより、交渉開始の見通しが一層遠のく可能性もあるんや。
アフガン内務省などによると、襲撃は午前10時半ごろに発生。
国会のゲート前で爆発があった後、武装集団が敷地内に侵入しようとしたが、
治安部隊に撃退されたんや。
武装集団は国会の向かいにある建設中のビルに逃れたんやが、
治安部隊との光線の末、全員殺害されたんや。
タリバンとアルカイダってどう違うの?
ちなみにタリバンはアフガニスタンの旧政権。
アルカイダはビンラディン率いるテロ組織。
アルカイダとタリバンはいわば、兄弟の杯を交わした組同士みたいな存在なんや。
アルカイダは緩やかなテロリストの共闘組織、ISの前身の、イラクの聖戦アルカイダも
そのビンラディンの下にあった組織なんや。
ビンラディンが暴力団の親組長だとすると、イラクのアルカイダのボスは子組織の組長なんや。
そこの武闘派の若頭みたいな存在がバクダディなんや。
おやっさんに当たる人物がアメリカに爆撃で殺されたから、組長になったんやが、
シリアのヌスラ戦線という同じアルカイダの兄弟組と共闘しているうちに
仲が悪くなってしまったんや。
アルカイダは組の支配域を分けてシノギを得ていたんやが、
バクダディはISILと改名して、ついにどこでもかしこでも
闘って自分の支配下に置くことにしたんやな。
兄弟の杯を交わしたヌスラ戦線の兵士を数十人、血祭りに上げたんや。
これでアルカイダとISILは決定的に仲が悪くなったんや。
いや~。6人で国会襲うか?
ホンマめちゃめちゃしよるな。
議員は非難してたから無事やったみたいやけど。
一歩間違えてたら大変なことになるで。
それにしてもタリバンとかアルカイダとかISとか………。
イスラム系の過激派ってなんでこんなんやろな?
おとなしくできへんのかな?
ほなまたね。