2017/11/30

今日は「埼玉県で起きた水族館の火災」について紹介するで。
12日未明に埼玉県羽生市三田ヶ谷の県営さいたま水族館で
発生した火事で、国の天然記念物の淡水魚ミヤコタナゴ245匹
など26種、約1600匹が死んだことが13日、県の調査で判明
したんや。
ほなそろそろ見ていこか。
被害は?
県によると、死んだのは他に国の希少生物のニッポンバラタナゴ
232匹、県の魚のムサシトミヨ510匹、ホウシャカメ6匹、
ホシガメ2匹などなんや。
さいたま水族館では136種、約9300匹の生き物を飼育して
いたんや。
事件の概要は?
12日午前3時半ごろ、埼玉県羽生市三田ヶ谷のさいたま水族館から
出火したんや。
鉄筋コンクリート2階建ての一部が焼けたんや。
建物内のセンサーが反応して火災を探知して、警備会社が119番
通報をしたんや。
火は約2時間10分後に消し止められたんやが、この火事の影響で12日
は臨時休館となったんや。
火元は?
県警羽生署などによると、この火事で鉄筋コンクリート2階建ての
一部(約240平方キロメートル)が焼けたんや。
11日午後10時ごろに職員が帰宅した際は異常がなく、侵入された
形跡もないというんや。
2階のバックヤードの被害が大きく、火事による熱と煙や、停電で
水槽のポンプが止まったことなどが大量死の原因と見られているんや。
1階のホシガメのコーナーが燃えていて、亀の死体があったというんや。
羽生署は出火の詳しい原因を調べているんや。
ニッポンバラタナゴとは?
本種はコイ科タナゴ亜科に属していて、天然分布は琵琶湖、淀川水系以西の本州と
九州北部なんや。
以前は府内でも淀川やため池に広く分布していたんやが、中国大陸から移入された
タイリクバラタナゴの分布が日本全国に広まったことで、本種との交配が進み
現在は絶滅の危機にあるんや。
現在の府内の生息地は八尾市内の一部のため池のみなんや。
ニッポンバラタナゴとタイリクバラタナゴの見分け方は、タイリクバラタナゴが
大型化することや、タイリクバラタナゴは腹びれの前縁が白くなること、
ニッポンバラタナゴでは側線鱗がほとんどないこと等なんやが、雄雌、
成長段階、個体差などで完全に分けることは困難なんや。
いや~。水族館が火災か~。
天然記念物が死んでたら洒落にならへんわな。
どうせ漏電とかが原因なんやろうけど、早く原因解明してほしいな。
最後まで読んでくれてオオキニや!
ほなまたね。