2017/11/30

今日は蚊が媒介する伝染病「ジカ熱」について紹介するで。
ブラジルでは新生児の小頭症との因果関係も指摘されとるんや。
小頭症とは新生児の脳の発達不全につながる神経疾患なんや。
極端に頭の小さな子供が生まれてきたりするんや。
ほなそろそろ見ていこか。
猛威を振るうジカ熱
蚊が媒介し、ブラジルでは小頭症との因果関係も指摘されているジカ熱について、
カリブ海自治領のプエルトリコで初の感染者が出たことが2日分かったんや。
衛生当局者が明らかにしたんや。
プエルトリコのペドロ・ピエルルイシ議員は先月31日、声明を出して、市民に平静を
呼びかけたうえで、蚊に刺されるのを避けるよう注意を促したんや。
アメリカ疾病対策センター(CDC)の専門家が1月初旬に来訪して、「同ウイルスの適切な
診断と治療」について地元医師に助言する予定だというんや。
CDCはプエルトリコなどの感染地域を訪れる観光客に警告を出していて、妊婦を中心に、
ウイルスを媒介するネッタイシマカから身を守るよう呼びかけているんや。
媒介はネッタイシマカ
ネッタイシマカは熱帯気候で増殖し、都市部ではビルの付近などに生息するんや。
室内外を問わず昼に刺されることが多いんやが、夜に刺されることもあるんや。
黄熱病やチクングンヤ熱も媒介するんや。
ジカ熱を予防するワクチンや感染後の治療薬はないんや。
感染した蚊に刺されると3~7日後に、熱や発心などの軽い症状が現れ、
これが最大で1週間続くんや。
小頭症との関係は?
ジカ熱をめぐっては最近、小頭症の増加との因果関係が指摘されてニュースになったんや。
小頭症は新生児の神経疾患で、頭が極端に小さい子供が生まれ、深刻な発達障害が残ったり、
幼少期に死亡したりすることもあるんや。
2015年初めに最初の感染者が現れたブラジルでは同年、小頭症を疑われる症例が
20州で2400例以上報告されていて、前年の147例に比べて急増したんや。
医者らはすぐに、こうした母親の大半は妊娠の初期に、微熱などジカ熱に似た症状を
訴えていたことを突き止めていたんや。
ここまでで分かったと思うんやが、ジカ熱と小頭症は違うものなんや。
小頭症は新生児の脳の神経疾患で、ジカ熱は微熱などを伴う伝染病なんや。
小頭症は日本では少ないんやが南米ではまだあるみたいやな。
ジカ熱はそんなに重たい症状になることはないんや。
治療法は?
日本でもデング熱というかが媒介するウイルスが流行ったな。
かなり問題になって、感染源である蚊がいると思われる代々木公園が
立ち入り禁止になったりしたな。
デング熱の予防法は、
- 虫除けスプレーを使う
- 長袖、長ズボンを着る
- 蚊の発生を防ぐ
この3つがあるんや。ただ、虫除けスプレーは結構な頻度で使わなあかんみたいやな。
長袖長ズボンは南米では暑すぎてちょっと厳しいかな。
ただ、デング熱はワクチンがあるみたいやから心配せんといてな。
今のところ、ジカ熱を予防するワクチンや感染後の治療薬はないみたいなんや。
一刻も早くワクチンや治療薬を作ってほしいな。
頼んます!